不器用でもできた!WF-1000XM4のバッテリー交換でイヤホンが復活した話

当ブログ掲載の外部リンクは一部収益化している場合があります。
詳細はプライバシーポリシーにて記載しています。
当ブログ掲載の外部リンクは一部収益化している場合があります。
詳細はプライバシーポリシーにて記載しています。
wf_1000xm4_battery_replacement アイキャッチ画像

中古で手に入れたSONYのワイヤレスイヤホン「WF-1000XM4」

音質も装着感も最高で、初めてのワイヤレスイヤホンとして毎日愛用していました。

……が、ある日突然「10分で電池切れ」になるトラブルが発生。

調べてみたら、公式修理でのバッテリー交換はなんと19,800円(税込)。

「これなら買い直した方がいいかも…?」と諦めかけたところ、友人から「バッテリー交換キットあるよ」と教えてもらいました。

最初は「自分でやるなんてムリでしょ」と思っていたものの、ダメ元で挑戦してみたら、なんと成功!

今回はそんな、自力でイヤホン修理にチャレンジした体験記をまとめてみました。

初心者でもできたリアルな感想、注意点や反省点も含めて、これから交換を考えている人の参考になれば幸いです!

交換に使った機材とパーツ紹介

使用したもの 商品名 補足
バッテリーキット Z55H バッテリーセット 交換用バッテリー+工具付き。対応モデルにXM4あり
Cクランプ 高儀 GISUKE アルミ合金 Cクランプ 50mm イヤホン分解時に固定するために使用
緩衝材 ティッシュペーパー クランプとイヤホンの間に挟んで傷防止

どれもAmazonで手軽に入手できて、Cクランプなどの補助ツールは1,000円未満。

「壊れてもいいや」と思える価格感だったのが、自分にとって大きな後押しになりました。

ちなみに、メインとなるバッテリーキットは自分の購入時は約2,400円ほど。

補助ツールも含めると、交換にかかるトータルの費用は3,000円前後でした。

それでも、公式修理(約20,000円)に比べればかなりリーズナブルで、「やってみようかな」と思える現実的な価格感だったと思います。

参考にした動画と注意点

今回のバッテリー交換は、YouTubeで見つけた動画を頼りに進めました。

分解や交換の工程がひと通り映っていたので、初めてでもイメージしやすく、かなり助かりました。

自分が参考にしたのはこちらの動画です

特に「イヤホンの開封(割る)工程」や「バッテリー端子の接続部分」は慎重さが求められるため、何度か見返しながら進めました。

動画ではサラッと進んでいますが、実際にやってみると細かいところでちょっと詰まるポイントがありました。

注意点①:緩衝材のティッシュがズレて傷がついた

Cクランプで挟む際に、イヤホン本体を保護するためにティッシュを間に挟んでいたのですが、力を入れた拍子にティッシュがズレてしまい、ボディに傷がついてしまいました。

→クランプで圧をかける前に、緩衝材がズレていないか必ず確認するのが大事です!

注意点②:片側が通電しなかった

交換直後、片側のイヤホンが全く反応せず一瞬焦りました。

よく見たら、バッテリーの端子部分に付いていた粘着テープの粘着力が落ちていて、電極にしっかり接触していなかったのが原因でした。

動画では4:35あたりに映っているパーツです。

自分は極薄に薄めた接着剤を使って、電極に干渉しないよう慎重に固定しました。
※ただし、電池まわりに接着剤を使う行為はリスクもあるため、自己責任でお願いします。

→粘着テープを丁寧に再利用するか、予備の極薄テープを用意しておくと安心です。

注意点③:接着剤がはみ出して白くなった

組み立て後に見たら、接着剤がやや表面にはみ出していて、白っぽくなってしまっていました。

使用する際に影響はありませんが、やや不格好な印象に…。

→目立たない内側に塗るようにすれば、仕上がりが綺麗になります。

これから交換に挑戦しようと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

実際の作業ログ&感想|器用じゃなくてもなんとかなった!

正直、最初にパーツを並べた時点では「ほんとにこれで直るのかな……」という不安でいっぱいでした。

イヤホン本体は小さくて繊細だし、自分は決して器用な方じゃない。

でも、「ダメだったら諦めよう」くらいの気持ちで作業をスタート。

電極の取り外しが一番緊張した

イヤホンを割る工程ももちろん慎重さは必要だったけど、一番手に汗をかいたのは、電極を傷つけないようにバッテリーを取り外すときでした。

小さくて壊れやすそうなパーツを見て、「これ折ったら終わりじゃん…」と手が止まる場面も。

力加減を間違えないように、少しずつゆっくりと剥がしていきました。

交換キットに入っていたツールが役立ち、「ここさえ無事に乗り切れれば、あとは何とかなる!」と感じた瞬間でした。

バッテリーの取り外しと接続は慎重に

中のパーツを確認しながら、そーっとバッテリーを取り外し。

見た目ではちゃんとくっついてるように見えても、実際は通電してないことも。

※ここで片側が反応しなくなったトラブルが発生しました(詳細は前項の注意点②にて)。

組み立て後、電源が入ったときの感動!

慎重に元通りに組み立てて、イヤホンをケースに戻して……電源が入って、Bluetoothに接続できた瞬間、思わず「おぉ〜!」と声が出ました。

再生テストをして、両側ともちゃんと音が出たときの安心感はひとしお。

特に片側の通電で手間取った分、「ちゃんと鳴ってる……!」という喜びがありました。

作業にかかった時間はだいたい1時間くらい。

途中で動画を巻き戻したり、接着剤の処理に迷ったりしながらだったので、慣れればもっと早くできるかも。

何より「自分で直せた」という達成感と、その場で使えるようになった即効性が本当に大きかったです。

交換してよかった!嬉しかったこと3選

「バッテリー交換、やってよかった!」と実感したのは、無事に音が出た瞬間だけじゃありません。

実際に使ってみて、「あ~復活してほんと助かった~」と感じた嬉しいことがいくつもありました。

① 電池持ちが格段にアップ!お出かけが快適に

交換前は、最寄りのスーパーに着く頃にはもうバッテリーが切れていたイヤホン。

でも今は、外食してから買い出しして帰宅するまで、余裕で電池が持つようになりました。

日常使いで「途中で切れない」って、めちゃくちゃ快適です。

② 次のイヤホン予算を他に回せた

もともと「買うか、修理に出すしかないか…」と思っていたところだったので、修理や買い替えにかかる大きな出費を回避できたのは本当にありがたかったです。

結果的に、浮いた予算で別のことを試せるようになったのも嬉しいポイントでした。

③ その日のうちに使える!修理待ちなし

もし公式修理に出していたら、しばらく手元に戻ってこない可能性もありました。

でも今回は、自分で交換したからすぐに復活!

音質も、なんとなく低音がパワフルになったような感覚があって、「やっぱりバッテリー劣化してたんだな〜」と実感できました。

この3つだけでも「やってよかった」って感じてるけど、何より一番大きいのは、「修理って意外と自分でできるんだ」って気づけたことかもしれません。

まとめ&これから交換する人へ

WF-1000XM4のバッテリー交換、最初はかなり不安だったけど、やってみれば意外となんとかなったし、「自分で直せた」っていう満足感は想像以上でした。

もちろん、リスクゼロとは言えません。

パーツの取り扱いには細心の注意が必要だし、失敗する可能性もあります。

でも、「失敗してもいいや」くらいの気持ちでやってみる価値はあると感じました。

何より、公式修理よりもずっと安く済んで、その日のうちに復活できたのは大きな収穫。

使い慣れたイヤホンがまた現役で活躍してくれるって、やっぱり嬉しいですよね。

普段使っているイヤホンの中身を自分の手で見て触れたことも、思いのほか楽しい体験でした。

この記事が、これから交換にチャレンジしてみたいと思っている人の後押しになれば幸いです。

タイトルとURLをコピーしました