
固形石鹸のカス掃除、地味にしんどくないですか?
自分は長いこと固形石鹸派でした。洗い心地が好きだったんです。
ただ、受け皿にたまるドロッとした石鹸カスと、洗面台にこびりつく白い跡……。この掃除だけはずっと面倒でした。
そこで買ったのが、ミューズのノータッチ泡ハンドソープです。
2か月使った感想を先に言うと、オートディスペンサーにしたこと自体は大正解。
ただ、ミューズを選んだのは失敗でした。
最終的に、成人男性がドライバー片手に汗だくで詰め替えボトルと格闘する羽目になったので……。
この記事では、自分の失敗談と、それでもオートディスペンサーをやめない理由、そして「これから買うならこっち」というおすすめをまとめます。
自宅の洗面所に設置したミューズ ノータッチ
石鹸カスの掃除から解放されて、触らずに手が洗える。この快適さは、失敗を差し引いてもおつりが来ました。
でも、これから買う方には、最初から普通の詰め替えが使えるビオレuをおすすめします。
本体はミューズの方が700円ほど安いですが、詰め替え代の差で1か月半ほどで逆転します。
- ✓固形石鹸を使っていて、石鹸カスの掃除にうんざりしている人
- ✓帰宅後やトイレ後に、触るものをできるだけ減らしたい人
- ✓オートディスペンサーをミューズとビオレのどちらにするか迷っている人
- ✓在宅時間が長く、手を洗う回数が多い人
オートディスペンサーを探すと、候補はだいたいミューズかビオレの2択になりました。
売り場の価格はこんな感じ。
700円安い。
と、ほぼ本体価格だけで決めました。
……これが失敗の始まりでした。
開封して最初に思ったのが、
でした。
ミューズ ノータッチは、専用の詰め替えボトルを本体にそのまま挿し込んで使うタイプです。
「パウチから注ぐ」方式ではなく、なんとなくパッケージから見えてた専用ボトルを装着するタイプ。
つまり、詰め替えは基本的にミューズ専用のボトルを買い続けることになります。
自分は在宅で過ごす時間が長く、手を洗う回数がかなり多いです。
その結果、250mLの詰め替えが約3週間でなくなりました。
専用の詰め替えは1本750円前後。普通の泡ハンドソープの大容量詰め替えと比べると、単価の差はこんな感じです。
| 商品 | 価格(前後) | 容量 | 1mLあたり |
|---|---|---|---|
| ミューズ ノータッチ 詰め替え用 | 750円 | 250mL | 約3.0円 |
| ビオレu 泡ハンドソープ つめかえ用 | 1,250円 | 800mL | 約1.6円 |
ミューズ純正はおよそ2倍の単価です。
3週間で1本のペースだと、年間の詰め替え代はこれくらいになります。
※自分の使用ペース(250mLが約3週間)を前提にした目安です。使い方や泡の量で変わります。
年間で6,000円ほどの差。本体で浮いた700円は、詰め替え2本目くらいであっさり消えました。
そう思った自分が取った行動がこちら。
空になった純正ボトルに穴をあけて、ビオレuの詰め替えを補充する。
言葉にすると簡単そうですが、これがまぁ大変でした。
ボトルは補充を想定した作りではないので、そう簡単に穴はあきません。
成人男性がドライバーを握りしめ、汗水たらしてグリグリと格闘すること、しばし。
洗面所で一人、何をやっているんだろう……と我に返りました。
なんとか補充して今も使えてはいますが、正直こう思いました。
苦労の跡……(真似しないでください)
この方法はメーカーが想定していない使い方です。故障や保証の対象外になる可能性がありますし、ドライバーが滑ってケガをする危険もあります。
この苦労をしないための記事です。
ここまで失敗ばかりですが、オートディスペンサー自体には本当に満足しています。
これが一番大きいです。
受け皿の石鹸カスも、洗面台の白いこびりつきも、もうありません。
固形石鹸のときは「そろそろ受け皿洗わなきゃ……」と気にしていたのが、今はサッと拭くだけで終わります。
乗り換えの目的がここだったので、この時点で満足度は高いです。
帰宅後やトイレの後、汚れた手で石鹸やポンプを触らなくていい。これが思っていた以上に快適でした。
手洗いの流れで触るのは蛇口くらい。気持ち的なスッキリ感がだいぶ違います。
ミューズのセンサーは反応良好で、夜に電気をつけずに手を洗ったときもちゃんと泡が出ました。
「あれ、出ない」と手をかざし直すことがほぼないのは、毎日使うものとしてありがたいところです。
1回で出る量に不満はありません。出すぎてもったいない、足りなくてもう1回、がないので手洗いがテンポよく終わります。
ミューズは単3電池2本で動きます(電池付属)。コンセントがいらないので置きたい場所に置けます。
2か月使って、今のところ電池切れはしていません。
泡は軽めで、もったりした濃さはありません。
流用しているビオレuのせいかと思ったんですが、純正の詰め替えでも同じでした。
液体せっけんのような粘り気を期待していると、少し物足りないかもしれません。汚れが落ちないと感じたことはないので、好みの問題ですね。
泡を出すときの音は大きめです。
ただ手を洗う一瞬なので、日常使いで困ったことはありません。
ここからは自分の失敗をふまえたおすすめです。
最大の理由がこれです。
ビオレは、ドラッグストアでよく見かけるビオレu泡ハンドソープの詰め替えがそのまま使えて、蓋を開けて注ぐだけで補充できます。
- ✓専用ボトルを買い続けなくていい
- ✓大容量の詰め替えを選べるので、1mLあたりの単価を抑えられる
- ✓ドライバーで穴をあける必要がない(ここ重要)
自分が苦労した部分が、まるごと解決しています。
本体はビオレの方が700円ほど高いです。
ただ、自分のペースで計算すると、3週間ごとの詰め替え代の差は約360円。
約1か月半で本体の差額を取り返せる計算になります。
手を洗う回数が多い人ほど、ビオレの方がトータルでお得です。
ビオレの本体は防水仕様で丸洗いができるとのこと。
泡の量も2段階で切り替えられて、手を引けば途中で泡が止まるそうです。
ミューズの「泡が軽い」「出る量は固定」という点が気になった自分としては、泡量を調整できるのは魅力に感じます。
公平のために書いておくと、ミューズにも合う人はいます。
- 手を洗う回数が少なく、詰め替えの消費がゆっくりな人
- 詰め替えのたびに液を注ぐ手間すら省きたい人(ボトルを挿すだけなので一瞬です)
- 初期費用をとにかく抑えて、まずオートディスペンサーを試したい人
外出が多い、来客用のトイレに置く、といった使い方なら、ミューズのコストはそこまで気にならないかもしれません。
自分と同じ失敗をしないために、ここだけは確認してみてください。
オートディスペンサーは、本体より詰め替えに長くお金がかかります。
「詰め替え1本がいくらで、何mL入っていて、自分なら何週間で使い切るか」まで考えると失敗しにくいです。
| 項目 | ミューズ ノータッチ | ビオレu 自動で出る |
|---|---|---|
| 本体価格(前後) | 1,800円 | 2,500円 |
| 詰め替え | 専用ボトルを挿す | 普通の詰め替えを注ぐ |
| 詰め替え単価の目安 | 約3.0円/mL | 約1.6円/mL (800mL詰め替え) |
| 電池 | 単3×2本 | 単4×4本 |
| 泡量の調整 | なし | 2段階 |
| 丸洗い | ― | 対応 |
| 向いている人 | 手洗い回数が少ない人 | 手洗い回数が多い人 |
※ビオレの項目はメーカー公式情報にもとづきます。
オートディスペンサーにしたことで、石鹸カスの掃除から解放されて、触らずに手が洗えるようになりました。この快適さは本物です。
ただ、本体の安さだけでミューズを選んだ結果、3週間ごとの詰め替え代に悩み、最終的にはドライバーで純正ボトルに穴をあけることに……。
これから買う方は、最初から普通の詰め替えが使えるビオレuを選んでおけば、自分のような苦労はせずに済むはずです。
石鹸カスの掃除にうんざりしている方は、ぜひこの機会にオートディスペンサーデビューしてみてください!
